炎上商法の『絶歌』 | 東京ロイヤルクリニック

炎上商法の『絶歌』

2015.06.12

日常について

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第一印象も、第二印象も怒りを覚える、その一言です。

朝からワイドショーでも批判に晒されていますし、普段はワイドショーに懐疑的な目も向ける自分でも、コメンテーターのおおよその意見に賛成してしまいます。

事件を起こったとき、被害者遺族も私達他人も、なぜこの事件は起きたのか、犯人の動機は? 理由は? 
知りたいわけです、なぜならメカニズムがわかれば他人様にとっては今後避けれる可能性があるから。  

遺族の方々にとってもは、起きた理由が、大事なものが失われた理由が知りたいのです、でないと前を向けないから。

でも、納得できることなんてはとてもありえないです。そもそも信じられない事件ですし、動機をどう説明されても、結局わかるわけはない自分勝手な理由に過ぎないので。

それでも犯人の反省、自戒、その意思の存在を感じることで、無理やり納得させることができるかもしれない、、、それが被害者遺族の感覚だと私は考えています。

この本について、犯人の心情を理解するための資料的な意味合いもあるのではないかと、肯定的な意見もありましたが

正直、私はこの本を軽く流し読みしただけで全く読み込んでないし、それで批判するのは間違いなのかもしれませんが

文体が非常に不愉快にさせるに十分なものであると感じました。人と違う感性を抱いてしまった悲劇の主人公をアピールしたいという、計算高さが滲みでていて、吐き気すら覚えました。題名もイライラします。動機に至る流れは自分を素直に表現したのかもしれない、がそもそも人知を超えることなので、いやだからすごいでしょ、むしろ芸術家の範疇でしょ、みたいな気味の悪い自己表現の羅列
、、、読者もバカではないので行間を読んでしまって批判コメント出しまくりなんでしょうね。

遺族の許可、いや、そもそもこういうのは止めて欲しいと願っていた遺族の意思を無視したこと、このことが恐ろしい、ガクブルです。出版社にモラルを超えた部分があることが必要であるとは思いますが、さすがに一線を超えたかと。

言論の自由、表現の自由とは、ここまで許容されるものなのか、表現されたくない自由はないのか

法律上で償いの期間は終えているので、他人に責められることは間違ったことなのかもしれません。
しかしその期間後も罪を背負う姿勢が問われることは法律ではなく社会的にしていくべきことなのだと、そう強く思います(その程度は個々の感覚によりますが。刑期を務めることだけではなく反省し更生した生活をしていこうとする姿勢が何より必要なのではないかと)。

つまり、この本を世に広めていくことが、その罪にどう向き合ってだしたどういう答えなのか、それを明確に説明してもらいたいというのが一番の望みです。

自分と同じ感性を持つものに、こんなことを絶対絶対起こしてはならないと警告するという目的であるくらいが落としどころでしょうか。せめて、印税を全額寄付するくらいはして欲しいものです。

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