壮年性脱毛症の解明が進んだようです。 | 東京ロイヤルクリニック

壮年性脱毛症の解明が進んだようです。

2016.02.05

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壮年性脱毛症とは加齢によって薄毛が進行するものでありAGAとは異なる老化現象のことです。

いくらAGA治療しようと加齢には勝てない部分もある、、、というのがまだ我々の限界なのです。ただ研究は進んでいて多少わかったこともあります。

以下抜粋致します。

毛穴の小器官が消失=高齢化で脱毛、仕組み解明―必須物質も発見・東京医科歯科大
時事通信 2月5日(金)4時48分配信

年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうのは、毛を生み出す幹細胞が老化し、毛穴の小器官「毛包(もうほう)」が次第に縮小して消えてしまうためだと分かった。東京医科歯科大や米ニューヨーク大などの研究チームがマウスの背中の毛と高齢女性の毛髪で解明し、5日付の米科学誌サイエンスに発表した。
幹細胞の老化を防ぐには、細胞と基底膜を結び付ける「17型コラーゲン」が必須であることも発見。東京医科歯科大の西村栄美教授らは17型コラーゲンの分解を防ぐ物質を探し始めており、西村教授は「5年から10年の間に薬ができれば」と話している。
毛包の縮小は男性ホルモンによる男性型脱毛症に特徴的な現象と考えられていたが、高齢化でも進むことが確認された。早期に17型コラーゲンの分解を防げば、毛を長期間、維持できるという。
毛包では幹細胞が自ら増殖するとともに毛を作る細胞を供給しており、通常は毛の成長と脱毛、休止のサイクルを繰り返している。しかし、年を取るとDNAの損傷を修復できなくなり、17型コラーゲンが酵素で分解されてしまう。
その結果、毛包の幹細胞が本来の能力を失って表皮の角化細胞に変わり、毛包自体も次第に縮小し消失する。17型コラーゲンが分解されると、毛髪を黒くする色素の幹細胞も枯渇して白髪になる。
研究チームはマウス実験の成果を人間で調べるため、大分県別府市の「くらた医院」の協力を得て、顔のたるみやしわを取る美容整形手術で切除された側頭部の皮膚を分析した。55~70歳の女性は若い女性に比べ、縮小した毛包が多く、17型コラーゲンの減少を確認できた。

男性型脱毛症、つまりAGAは薄毛ホルモンにより毛包と呼ばれる髪の根っこの部分が萎縮していくことで進行していくことがわかっていますが、やはり壮年性脱毛症もまた毛包の萎縮を引き起こしていくものであることが示されました。

老化現象なので予想されていることなのでなんということもないのですが、『17型コラーゲン』の働きが毛包の働きに密接に関わっているようだということが論文のキモです。
しかしながら『17型コラーゲン』が増えれば毛包の萎縮や縮小を阻止できるのか、どのような薬で『17型コラーゲン』を増やせるのか、今後の研究が待たれますね。

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このように少しずつでも毛髪治療は前進しているということが大事なことです!

 

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