自民党の武蔵野市議会議員、安江清治氏(35)の派遣村失言 | 東京ロイヤルクリニック

自民党の武蔵野市議会議員、安江清治氏(35)の派遣村失言

2009.01.09

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「自民党市議が問題発言」(世田谷通信)

自民党の武蔵野市議会議員、安江清治氏(35)が1月5日付の自身のブログにおいて、日比谷公園の「年越し派遣村」を名指しした上で、「政治のせいにするのはいいよ、でもおまえら何をやろうとしてるのさ。自分で死ぬ気でやってんのかよ。政治は魔法じゃねぇんだよ!世の中のせいにする前に死ぬ気でやってみろよ!傷をなめあってんじゃねえよ!甘えるなよ!人のせいにするなよ! 」との問題発言をし批判が集まっている。現在は「コメントの中には明らかな誹謗中傷もございましたので、これ以上公表しておくのも、さらなる混乱を招くと判断し、甚だ自分としては不本意ですが、いったん記事を削除させていただきます。」として記事を削除しているが、謝罪などはいっさいなく、さらなる批判が集中するものと思われる。派遣村に集まった非正規労働者については、自民党の坂本哲志総務政務官も5日に「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかな?という気もした」と発言して批判が集中したが、こうした言動が繰り返される背景には、自民党という政党そのものの体質が垣間見られるだろう。(2009年1月8日)

昨今ブログの書き込みにおける失言問題が多いですね。
確かにブログは個人的な事柄を本人が自ら載せていくので親しみやすくなる一方で、個人の考え方が反映されやすくなり批判の対象となりやすい。自分もそうであるように、いつだって正しいことやまともなことが言えるわけではなく、まして毎日のように更新するブログで常にはみ出さないようにしていくのは困難極まりないと思います。
ただ今回の批判の中には、派遣村の人々は弱者であり弱者は常に謹厳実直、精励恪勤でなければならないんだ、という強者にありがちな奢り高ぶりが見え隠れしたところに原因があるのでしょう。
確かに派遣村の中には働く気が本当にあるのか疑問な人もいます。しかしイキナリ寮を追い出されて貯金もないとなれば頭が真っ白になり惚けてしまう人もいてもおかしくない。今までしっかり働いていたのだし働く気ないと断ずるのはいかがなものか。
確かに政治は魔法ではありません。政府がなんとかしてくれるからそれまでじっとしていようというのは政治家からは少し受け身に見えるのかもしれません。でも実際自分がその立場になったとき毅然と行動できる自信がありますか? 私にはありません。正社員でも恐らくあると答える人は少数でしょう。
そんな中で派遣労働者達だけにそれを求める厚顔無恥さが今回の失言政治家から臭ってくるのです。
派遣という立場、それは時間に自由なことや仕事上責任が若干軽いことと引き換えにいつ首を切られるかわからない立場。本来のその立場の意味を派遣労働者達が認識していれば、いつ寮を追い出されてもいいように貯金をしたり次の仕事に繋がる行動を常に起こしていたりと事前対処ができたわけで、たとえ不況の最中だろうと突然ホームレスになることは避けられたかもしれません。そういう点では彼らも決して罪なき人々というわけではありません。
政府とは国民の生活を守っていくためのものです。そのため私達は身銭を犠牲にして税金という形で運営費を払っているのです。
彼らは守るべき存在としての資格は十分ありますよ。助けていきましょうよ
それに真面目に働く気持ちといいますが、正直私にそんな気持ちが完璧に根付いているかは若干不安です。
皆さんもそうじゃないですか?

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