美肌

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種です。神経の情報を伝える神経伝達物質『アセチルコリン』の分泌を抑えることで筋肉の動きを止めてリラックスさせエラを小さくさせたり、シワを軽減したり、発汗を抑えたりすることができます。

世界７０カ国以上で承認され、その安全性や効果は確立されています。施術時間も短く、比較的安全な施術のため忙しい方にも人気の美容治療です。

＊ボトックス注射は国内未承認です。

ボトックス注射でできる５つのこと

①シワ消し（眉間、目尻、額のシワ）

年齢とともに表れる顔の表情シワ。特に額や目尻、眉間のシワは目の開け閉めで深くなります。周囲の人に疲れている、怒っているような印象を与えてしまいます。これらのシワは表情筋の動きによるもので、ヒアルロン酸注入で改善するには不向きです。
この場合はボトックス注射が有効です。ボトックスは筋肉を支配する末梢神経に働きかけ、その動きを弱める作用を持っています。ですから額に注射すると、額の筋肉の動きを弱め表情筋を休ませることができます。数ヶ月効いている間に肌のターンオーバーでシワが薄くなっていきます。さらに他の施術『ショッピングスレッド』『ダーマペン』を併用することでターンオーバーを促進させれば、すでに刻まれたシワが無くなっていきます。

目尻、目周りはボトックス注射で無表情になってしまうことが多く、『目尻マイクロボトックス』をオススメします。濃いボトックスを皮下に打つことでタイトニングを起こしてシワ感を改善しつつ筋肉の動きを止めません

②小顔やホッソリふくらはぎ

顔のエラが張っていることに悩んでいませんか？噛もうとすると動く筋肉が『咬筋』です。咬筋が太いと顔が大きい印象になります。

顔の「エラ」部分には、下あごを動かす「咬筋」という太い筋肉があります。ここにボトックスを注入すると咬筋が収縮しずらくなり、次第に萎縮し細くなって、小顔になります。ゆっくり細くなるので肌がたるむこともなく、咬筋の働きが弱まっても周辺の筋肉が動きますので、ご飯を食べることには支障はありません。

また、ふくらはぎの痩身にも効果的です。ふくらはぎは筋肉質な部位ですので、ボトックスの注射によってラインをすっきりとさせ、細く見せることが可能です。 

小顔もふくらはぎも脂肪溶解注射（カベリン注射）を併用するとより美容効果が高まります

③歯ぎしり

2020年頃から増えてきた悩みです。無意識、睡眠中に歯ぎしりをすることで奥歯が割れそうになったり、削れてしまって歯科で注意を受けることが多くなりました。咬筋が原因なのでボトックス注射が有用ですが正確に筋肉に効かすには形成外科的感覚が必要です。当院では『歯ぎしり』に良く効くためには咬筋へのエラボトックスを数多く症例をこなしています。

歯科、口腔外科との連携でよりボトックス注射でより歯ぎしりを減らせるようにディスカッションを欠かしていません。

咬筋の働きが弱まっても周辺の筋肉が動きますので、「食事がしにくい」などということはありませんのでご安心ください。

咬筋の炎症から側頭筋に波及すると頭痛が出てくることも多くあります。その場合は側頭筋ボトックスもオススメです。

④肩こり、腰痛

美容効果とは違いますが肩や腰の筋肉の緊張による慢性的な肩こり、腰痛などに対しても、ボトックスで筋肉の緊張を和らげ、コリや炎症を解消していく根本的な治療に使えます。肩こりプラセンタ注射との併用が効果的です。 肩の僧帽筋を萎縮させることで首をキレイに長く魅せることもできます。

⑤多汗症、わきが治療

ボトックス注射は筋肉を動かすための神経をマヒさせることで働きを弱めますが末梢神経も弱めるために交感神経による発汗を抑えることも可能です。 ワキの汗染みを抑えるだけでなく、アポクリン汗腺に雑菌が作用して強い不快感を与えて独特の臭いを産み出すワキガにも非常に効果的です。

• 目尻や額のシワを改善したい方
• エラをシュッとして小顔になりたい方
• 歯ぎしりで悩んでいる方
• ふくらはぎの太さに悩む方
• 慢性的な肩こりや腰痛に悩む方
• ワキの臭い、ワキ汗に悩む方

• ダーマペン
• ヒアルロン酸注射
• スリムS注射
• カベリン注射
• 肩こりプラセンタ注射