ＥＤ治療薬を週に1回6ヶ月服用で男性ホルモンが約2倍に増加！！

ＥＤ治療薬を週に1回6ヶ月服用で男性ホルモンが約2倍に増加

酸化ストレスが多く発生すると、血管の内側の組織（血管内皮）が損傷し、ＮＯ（一酸化窒素）が産生されにくくなり、陰茎を拡張できなくなるので、ＥＤになるリスクが高くなります。勃起のメカニズムの中で重要な役割を果たしているのが血管を拡張する作用を持つＮＯです。性的な刺激を受けると海綿体神経と血管内皮からＮＯが産生され、それが「ｃＧＭＰ」という物質を介して血管を拡張し、勃起を促進します。ＥＤ治療薬はこの「ｃＧＭＰ」の働きを促進するとともに、勃起を終わらせる働きを持つ物質「ＰＤＥ５」の作用を抑えることで、陰茎の血管を拡張して血行を促進し、勃起を起こして維持します。
帝京大学医学部教授の堀江重郎先生らが、パートナーのいる健康な男性（平均年齢40.5歳）128人に行った調査で、週に1回ＥＤ治療薬を50mg服用して、パートナーと時間を過ごすことを6カ月間続けてもらったところ、男性ホルモンは調査前の約2倍に増え、逆に酸化ストレスは約３分の１に減少しました。この結果について堀江教授は「ＥＤ治療薬が酸化ストレスを減少させたことで、血管内皮機能が改善し、テストステロンの値も上がったのではないか」と分析します。「ＥＤは大切な男性が発する危険信号だと考えて、パートナーである女性もＥＤや男性の体について知識と関心を持ってほしいです」と話す安田先生。
治療薬は健康保険が適用されませんが、診察料は保険適応される医療機関もありますから、ＥＤの症状がある人は生活習慣病の早期発見のためにもぜひ一度病院に相談してみましょう。http://www.cocokarada.jp/column/healthnews/index_080828.shtml

心因性EDをのぞけば、EDとは男性機能の低下を示唆します。できるだけ早いうちに治療薬を服用することで重度の男性機能低下を予防しましょう。もちろん服用には万全を期した上でのことです。

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