美肌

レーザー除去と形成外科的な切除手術とのコンビネーション

タトゥー除去には、その大きさや形、場所によって二つの治療方法をご用意しています。またそれらを組み合わせて、より確実なタトゥー除去ができます。

①レーザー除去

タトゥーの色によってレーザー設定を細かく変更し照射します。アートメイクなどの黒や青などの濃い色のタトゥーに対しては、非常に反応がよく1回で消失する場合もあります。黄色や赤などの明るい色には改良を重ねたレーザー設定により反応させて薄くすることができるようになりました。

施術は、冷却パックで表面の感覚を鈍麻させておけばパチンと輪ゴムで弾かれたくらいの痛みです。境界線が残らないように周りから中心へとしっかり当てていきます。術後は鎮痛剤を服用して軟膏処置をすれば多少のヒリヒリ感でだいたい1週間で落ち着いていきます。

範囲やタトゥーの種類によっては３ヶ月ごとに１〜５回ほどかかる場合もあります。

②タトゥーの切除手術

タトゥーを含んだ皮膚を切除して、皮膚を縫い合わせる外科的な方法です。
小さなタトゥーの場合、1回の治療で完全に除去できるので、お急ぎの方にはとても有効な方法です。ただし、切除手術は1回で切除可能なタトゥーの大きさには限界があり、それ以上の場合は2～3回に分けて施術します。その場合は３〜６ヶ月あけて創部が安定してからさらに切除を重ねます。

施術は局所麻酔注射が終われば痛みはありません。皮膚のシワに沿ってタトゥーをキレイに切り取れるデザイン通りにメスで切開します。取り除いた後はバイポーラという機械で止血操作をして、皮膚を寄せて形成外科の技術でキレイに細かく縫合します。抜糸は２週間後。当日はお風呂は避けていただきますが翌日からは濡らさなければ問題ありませんし、固定も自分でできる程度になります。もちろんこちらで処置を希望すれば無料で対応いたします

③レーザーと切除手術とのコンビネーション

タトゥーが複雑な形をしていて範囲が広い大きな場合には切除法で小さくして残りをレーザーで消していくなどで組み合わせて、よりキレイにタトゥーを除去できるのが当院の特徴です。

タトゥー除去にはその他には太ももや背中から皮膚を取って皮膚移植する方法や薄く削り取って皮膚の再生を待つ剥皮法があります。皮膚移植用に取った部分が大きな傷跡になったり、再生された際に盛り上がった瘢痕のような跡になってしまうため、当院では行っていません。

• 勢いで入れたタトゥーを消したい方
• できるだけ綺麗にタトゥーを消したい方
• 温泉やプールに行きたいがタトゥーがあって行けない方
• タトゥーで周囲に怖がられてしまう方