【ヒアルロン酸が急に腫れた!】まず知ってほしいことと正しい対処法

【ヒアルロン酸が急に腫れた!】まず知ってほしいことと正しい対処法

2025.05.28

ヒアルロン酸注射

Pocket

「何年も前に入れたヒアルロン酸が、突然ぷっくり腫れてきた…」

「昨日までは何ともなかったのに、朝起きたら頬や唇が不自然に膨れている…」

そんな“突然の腫れ”に直面して、不安になっている方へ。

まず、どうか落ち着いてください。

ヒアルロン酸は本来、体に吸収されていく安全な成分として知られていますが、まれに「急な腫れ」や「しこり」のような反応が起こることがあります。これは必ずしも“施術ミス”や“危険な状態”というわけではありません。

■ 考えられる原因:遅発性の反応とは?

実は、数か月〜数年前に入れたヒアルロン酸が、ある日突然腫れるというケースは、美容医療の世界ではそれほど珍しくありません。

この現象は「遅発性結節(ちょっと難しい言葉ですが)」と呼ばれ、以下のようなタイミングで起こりやすいです:

  • 風邪やインフルエンザなどで体調を崩しているとき
  • ワクチン接種のあと(免疫が活性化している状態)
  • 強いストレスやホルモンバランスの変化時

体が“異物”に対して過剰に反応してしまい、一時的に炎症を起こすことがあるのです。

■ まずやるべきこと

  1. 無理にいじらない/焦ってヒアルロニダーゼを打たない
  2. 冷やして安静にし、体調を整える
  3. 必ず、施術を受けたクリニックに連絡を入れる
  4. 抗生剤を処方してもらい、経過を日単位で観察する

特に気をつけていただきたいのは、「焦ってヒアルロニダーゼで溶かしてしまう」「ステロイド注射をすぐ打ってしまう」といった早すぎる対処が、逆に肌トラブルを長引かせるケースです。

多くの場合、体調が戻るとともに自然と腫れが引くことが多く、数日~1週間程度で落ち着いていきます。

だからこそ、“すぐに溶かす”よりも、“経過を観察しながらの冷静な対応”が大事です。

■ どこに相談すればいい?

本来は、ヒアルロン酸を打ったクリニックで経過を診てもらうのが最善です。

カルテや使用した製剤の種類、注入位置、量などを把握しているため、的確な対応がしやすくなります。

ただし、もし「通ったクリニックが不親切だった」「もう通えない」「信頼できない」と感じる場合は、当院・東京ロイヤルクリニックでも診察を承っています。

もちろん、当日の予約状況によってはすぐにご案内できないこともありますが、必要な場合には遠慮なくご相談ください。

■ 最後に伝えたいこと

突然の腫れやしこりにパニックになってしまう気持ちは、よくわかります。

しかし、焦って極端な処置をしてしまうことが、かえって状態を悪化させることも。

大切なのは…

  • 落ち着いて冷やす
  • 体調を整える
  • 経過を見ながら、必要なら医師の診察を受ける

というシンプルで冷静なステップです。

ヒアルロン酸は素晴らしい治療法ですが、「腫れるかもしれない」という副反応を知っておくことも、美容医療を安心して受けるための一歩です。

困ったときは、いつでもご相談ください。

 

Pocket

icon

クリニック情報

クリニック情報

〒106-0047
東京都港区南麻布5-15-20
フラワーマンション804

地下鉄日比谷線広尾駅1番出口を出て、みずほ銀行の先のネイルクイックと寿司三崎港の間の小道を入った右手に入口がございます。

受付時間:16:00~21:00
定休日 :火曜、日曜、祝日

icon

問診表について

初診の方には診療の前に問診表をご記入いただいています。
予めご記入の上受付に提示して頂くと、スムーズにご案内ができます。

icon

診療時間・休診日

夜9時までの準夜間保険診療!
急に具合が悪くなったらまずはお電話ください。

16:00 ~ 20:00
20:00 ~ 21:00

※当院は完全予約制ですので、予めお電話でご予約の上ご来院ください。
当日ご予約受付時間は午後8時半までとなります。


ご来院時、スムーズな対応をさせていただきたいので、ご予約のお電話の際は、簡単に症状をお聞かせください。