ビートたけしの挑戦状

皆様、こんにちは
ここ三日ほどテレビで３時間番組を明石屋さんま、タモリ、ビートたけしのそれぞれが司会で好きな番組を作るという企画をしているそうです。見てはいないのですが今の芸能界はこの三人がやはり司会としてはトップなのでしょう
和田アキ子、島田紳介がそれに続きますでしょうが、両名は何かオリジナルに何か作りだす力に欠けている感じがします。テリー伊藤、ダウンタウン、とんねるずなどは少し万人受けに欠けると思います
ほとんどの芸能人を仕切れて大衆に人気でかつ、創作力があるのはやはりその三人なのでしょう

その中で、やはりビートたけしさんの創作力には驚かされます
映画の独特さは有名ですが、やはり私には昔、親戚の子供にプレゼントしたファミコンゲーム”たけしの挑戦状”が忘れられないです
プレゼントしてしばらくして子供に聞くと、難しくてわからないと泣いていました
仕方なく私がやってみると
主人公がサラリーマンで、商店街やらパチンコ屋やら回り、ハワイに行ったりして宝の地図を手に無人島を見つけるゲームでした
まず舞台が現代というのが新鮮でしたし、通行人の主婦や怖い人を殴打したりと意味不明なことができますが基本的に次にどこで何をしたらよいのか最初から全くわかりませんでした
ヒントもなく、突拍子もないため非常に苦痛で、退職届だしたり離婚届だしたりとゲームですることではないことをしつつ、２コントローラーのマイク機能でカラオケを唄わないとならないだの、あぶりだしなので本当に何時間も待たないと文字が浮き出ないなど不条理極まりない展開が印象的でした
結局途中で挫折しました
しばらくたって雑誌をみるとたけしの挑戦状のクリアしてエンディングの写真を送付すると賞品がもらえる
募集の結果が載っていて、日本全国わずか一名だけがエンディングを送付し他の人々は全て偽エンディングだったそうです。
このゲームはビートたけしさんが飲み屋でこんなゲームはどうだと語ったまま作成したそうで、当時、ファンタジックなゲームばかりあった中、よくそんな発想がでるものだなと感心しました