ロマン・ジェロームROMAIN JEROME

いつも診療のことや気に入った店などを記事にしていたのですが、今日は気になる時計について
書こうと思います。

私は腕時計というのは最近まで全く興味がありませんでした。

病院内で時間を計ったりするのに渋々着けていたこともあったのですが

時間を知りたければ携帯電話を見ればいいし、腕に何か着けて過ごすのって暑苦しいし
何より意味不明なほど値段が高い、、、、、

そんなデメリットばかり揃うとさすがに腰が引けて、腕時計というものから目を逸らし続けてきました。

しかし、ある時、しっかりした腕時計を買わないと大人として如何なものかと思い立ち、

自分は車を持っていないのだから、人よりちょっと良い時計でも買っとこうか、と腕時計について
調べ始めました。
結果、１本の腕時計を購入に至るのですが、一回購入すると色々他の時計のことが気になるもので
今ではすっかり機械式腕時計に魅入られています。

最近気になるのは『ロマン・ジェロームROMAIN JEROME』というブランドです。

2004年、スイスのジュネーブで設立した新しいブランドで2007年、”DNA of Famous legends コンセプト”というシリーズを出しました。
ここ１００年で起きた歴史的な構造物から取り出した素材で時計を作ることをテーマにしているそうです。
なんでも新しいブランドなので他の伝統あるブランドに対抗して「歴史」を取り入れたんだとか。

上の写真がその第一弾のTITANIC-DNAシリーズで「タイタニック号」の船体の一部を時計のベゼルに使用しているそうです。この腐食具合が渋く、フェイスのデザインも個性的で惹かれます。
大きさも５０mmと私の好きな大きなタイプ。

値段は１５７万円、、、。自分のイメージでは１００万までは時計のブランドの料金で１００万を越えてから素材や中の機械が変わってくると思っています。

沈没した船が本当にタイタニックかどうか確認するため採取した鉄材を買い取って作ったもので、法律的にもう取ってはいけないため、これらの時計（２０１２本限定）が最初で最後の時計になります。

歴史的には有名なものだけど、実際の素材としては廃棄物。

これを高いとみるか安いとみるか、悩むところですよね。
ファーストインプレッションでは不覚にも私はお買い得かも！なんて思ってしまいました。

でも全体的なデザインが気に入っているので買う買わないはともかく、時間があったら実物を見にいかないくてはなりません！

その他にも、人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の機体の一部と月塵を使用したMOON DUST-DNAというのも出ているそうですね。