👨‍⚕️医者の“美味しいバイト”？当直のリアルと漫画事情📚

みなさん、こんにちは。

私は普段、美容クリニックで診療をしていますが、ときどき他の病院から頼まれて「当直」——つまり夜間の救急対応をすることがあります。

これは、いわば“医者のアルバイト”のようなもの。一晩で数万円の報酬が出るため、外から見ると「おいしいバイト」に思われるかもしれません。

でも、実際は…そんなに甘くないんです。

---

😨緊張と隣り合わせの夜

当直は、何が起きるかわからない夜を、緊張感を持って過ごします。

「大事故が来たらどうしよう」
「緊急オペが必要だったら…」
「ひとりで判断して大丈夫か？」

そんな不安を抱えつつ、簡易ベッドで眠れるか眠れないかの夜を過ごします。命を預かる責任の重み、想像してみてください。これで報酬が“高い”と言えるかは、人それぞれかもしれません。

しかも税金でごっそり引かれた後は、時給換算すると悲しくなる数字になることも…。

---

🛏️当直室という不思議空間

当直中は「当直室」という小さな部屋で過ごします。

広さは大体3畳ほど。
置いてあるのは──

• 簡易ベッド

• ロッカー

• 小さな机

• そして、なぜか地デジ非対応のテレビ📺

病院によって多少違いますが、まあ、共通しているのは「とにかく質素」なこと。

---

📖「当直室漫画」の黄金ラインナップ

そんな中、当直医の癒しになるのが漫画。

ほぼどこの当直室にも、大量の漫画が置いてあります。しかも、なぜか置いてある作品に共通点があるんです。

私の経験上、どの病院にもだいたい以下のどれかがあると思います：

• ミナミの帝王💴

• ゴルゴ13🔫

• 島耕作シリーズ（もしくは作者の別作品）📊

• 美味しんぼ🍱

• ギャラリーフェイク🖼️

どうでしょう？ 医療関係者の方、共感いただけるでしょうか。

---

🤔なぜこのラインナップ？

おそらくですが、どれも「頭を使うようで、実はあまり使わない」、それでいて「なんとなく面白い」という絶妙なポジションにある漫画たちなんです。

当直中って、勉強しようとか論文を書こうとか、思ってもなかなか集中できません。

「いつナースステーションから電話がかかってくるか…」

「救急搬送が来るかも…」

そう思うと、がっつり集中はできないんですよね。

だから、休日のお父さんよろしく、ベッドでゴロゴロしながら漫画を読む、という時間が心の安定になるのです。

---

🥲漫画棚ににじむ“医者の哀愁”

当直室の漫画棚って、ちょっとした医者の感情の避難所。

「今夜は何も起こりませんように…」と願いながら読む『美味しんぼ』。

「冷静沈着に任務を遂行するにはこうだ…」と自分を重ねて読む『ゴルゴ13』。

そんなふうに、当直室の漫画には、医者の疲れや孤独、ちょっとしたユーモアが滲んでいる気がするんです。

---

💬他の先生たちの当直漫画事情も知りたい！

医療関係者の皆さん、あなたの当直室にはどんな漫画がありますか？

「うちにはスラムダンクがあった！」
「なぜか『こち亀』全巻が…」
なんてエピソードがあったら、ぜひ教えてください。

夜の病院で、漫画に癒される医者たちのささやかな楽しみ。

それが、きっと今日もどこかで続いているのです。

---