日本のボクシングは凄いことになっている。

現在日本のボクシングの世界チャンプは、内山、山中、井岡、河野、佐藤、宮崎、五十嵐、亀田の実に８人います。０人から３人いるかいないかが普通の感覚の自分にとっては多いイメージですが８人とは、、、かなりの数です。
ただ、それにラスベガスでのビックマッチ経験者の西岡、現役継続の長谷川、井岡との統一戦に敗れた八重樫、名城、金メダリストの村田の存在を含めると日本ボクシング史上最大の黄金期といってもいいんじゃないでしょうか。

しかも大晦日のタイトルマッチの勝ち方も凄くよかった！内山のねじ伏せるような連打KOは具志堅用高を思い出させましたし、井岡のボディーといったら、世界戦であんな精密なボディーでダウンを取った試合はあまり見たことがありません！
それに河野も素晴らしかった！３戦目のルーキー戸部洋平に判定負けしたときには流石にもう引退なのだろうかと思いましたが、亀田と清水を退けたタフなテーパリットに勝ってタイトルを取るなんてまさしく奇跡の復活です！
今まで日本人王者といっても判定でなんとなく勝つ試合も多く、ボクシングファンの自分でも早送りにしてしまうことあるイマイチな状況が長く続いていましたが、昨今本当にこれは強い！試合としても面白い日本人が一杯出てきました。
ワールドカップに出るくらいにはなりながらシュート数も少なく決定力に欠けていた日本サッカーの近年の成長に似ているように思えます。

世界はパッキャオ旋風ですが、そのうち日本から旋風を巻き起こせる選手がでるかもしれません。
超大型ルーキー井上の２戦目の試合をTVで見ましたが、そのレベルかもしれません。

若く、アマチュア上がりの身体の線の細さがなく、パンチも重そうだし、なにより距離感が凄い。
下がって下がっての左フックで相手が腰から落ちる壮絶KO、むしろなんとか立ち上がれた相手を褒めるべきかもしれません。すでに世界チャンプレベルですよね、、、、、

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