一見、目は開いているようでも…実は左右差のある眼瞼下垂だった?|30代女性の症例 - 眼形成、リフトアップ、AGA治療なら東京ロイヤルクリニック

一見、目は開いているようでも…実は左右差のある眼瞼下垂だった?|30代女性の症例

2025.06.23

目上・目下

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今回は、30代の女性の患者様の眼瞼下垂手術についてご紹介します。

この方はモニターではありませんが、「左右差が強くてもここまで調整できるんですね」と、当院の技術にご納得いただき、ホームページでの症例掲載を快諾いただきました。本当に、日々患者様に支えられていると実感します。

一見すると開いている目。でも実際は「眉で開けていた」

術前の状態では、一見「目が開いている」ように見えました。

しかしよく観察すると、目を開けるときに額の筋肉(前頭筋)を使って眉が上がるという、典型的な代償動作が見られました。

これは挙筋(上まぶたを上げる筋肉)の力が足りないために、おでこで無理に目を開けている状態で、長時間続くと額のシワや頭痛、肩こり、眼精疲労にもつながります。

特に右目が開けづらく、視界の不良と日常生活の負担を訴えられており、医学的にも眼瞼下垂手術の適応があると判断しました。

手術で見えた本当の原因:右目の筋力低下と偏位

皮膚のたるみは少なかったため、メスを入れる位置や二重のラインに被さる皮膚を含めて、デザインに細かく工夫をして手術をスタート。

実際に皮膚を切開して内部を確認してみると、やはり右目の挙筋腱膜が瞼板からずれており(偏位)、さらに内側の筋力が著しく弱いという状態でした。

このように、見た目では分からない筋肉の問題が、手術中に明らかになることは少なくありません。

左右差のある眼瞼下垂でも、調整は可能です

両眼ともにしっかりと剥離を行い、右は約2mm、左は約4mm程度の挙筋前転を行って調整しました。結果として、右目の開きも自然になり、左右差の少ないバランスの取れた目元となりました。

患者様も「視界が明るくなって、過ごしやすくなりました」と術後の変化にご満足いただけているご様子です。

抜糸直後でもここまで綺麗に。これからもっと自然に

今回の写真は、手術から1週間、抜糸直後の状態です。

 

抜糸創もキレイですね 😆 

まだ腫れや内出血はありますが、ここからさらに落ち着いて、1〜3ヶ月かけてより自然でシャープな目元に仕上がっていきます。

大手ではないクリニックだからこそ、経過を丁寧に見届けます

私が個人で診療しているクリニックだからこそ、術後の経過をきちんと最後まで見届けることができます。そこが大手に居ないメリットですね 😛 

一人ひとりの状態に合わせた微調整や、回復のペースに寄り添ったアドバイスも可能です。

最後に

左右差が大きいケースや、表面上は問題がなさそうに見える眼瞼下垂でも、正確な診断と術中の繊細な判断によって、ここまでの改善が可能です。

今回も、とても良い結果が期待できそうで、私自身もとても嬉しく思っています。

引き続き、経過を丁寧に見守ってまいります。

 

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