脂肪吸引の拘縮(こうしゅく)とは? - 眼形成、リフトアップ、AGA治療なら東京ロイヤルクリニック

脂肪吸引の拘縮(こうしゅく)とは?

2025.10.23

エンブレイズRF(フェイスタイト・ボディタイト)とボディタイト脂肪吸引

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脂肪吸引の拘縮(こうしゅく)とは?

〜顔やボディで起こる「硬さ」「つっぱり」の正体と対処法〜

脂肪吸引を受けてしばらく経ったあと、「皮膚が硬い」「つっぱる」「デコボコして見える」と感じる方がいます。

それがいわゆる拘縮(こうしゅく)です。

術後の経過で多くの人に起こる自然な反応ですが、見た目や感触に不安を抱く方も少なくありません。

この記事では、拘縮とは何か・なぜ起こるのか・どのように改善していくのかを、顔やボディ別に詳しく解説します。


拘縮とは?医学的なメカニズム

拘縮とは、脂肪吸引後に皮下組織が硬くなり、皮膚が引きつるように感じる状態のことを指します。

これは「失敗」ではなく、創傷治癒(そうしょうちゆ)=治るための過程の一つです。

脂肪を吸引すると、皮下には微細な炎症が起こり、線維(コラーゲン繊維)が増えていきます。

この線維が皮膚と筋膜をつなげるように再構築される過程で、一時的に硬く、つっぱったように感じるのです。

つまり拘縮は「皮膚が内側から再生している証拠」であり、時間とともに柔らかく、滑らかに戻っていくのが一般的です。


拘縮の時期と経過

● 1〜2週目:浮腫みと違和感の時期

術後すぐは腫れ・むくみが中心で、まだ拘縮は始まっていません。

マッサージや圧迫固定をしっかり行い、炎症を抑える時期です。

● 3〜6週目:硬さ・つっぱりが出てくる

この頃から「皮膚が硬い」「押すと痛い」「笑うと引きつる」と感じ始めます。

最も拘縮が強く出るピークです。

● 2〜3ヶ月目:柔らかくなってくる

線維が成熟し、組織が馴染んできます。

マッサージや温め(温熱療法)インディバを続けると改善が早まります。

● 6ヶ月〜1年:自然な質感へ

時間の経過とともにコラーゲンが再構築され、皮膚の質感や輪郭も整ってきます。


顔の脂肪吸引と拘縮

顔(頬・フェイスライン・あご下)の脂肪吸引では、皮膚が薄くデリケートなため、

拘縮が出やすく、見た目にも分かりやすいという特徴があります。

特にあご下やフェイスラインでは「ボコボコして見える」「笑うと違和感がある」などの症状が出やすいですが、

これは線維が皮膚の下で再生している途中で、3ヶ月を過ぎると滑らかに変化していくのが一般的です。

ただ、顔やアゴは普段から動かす部分なので拘縮期間は短めになりやすいことが多いです

また、RF(高周波)やフェイスタイトなどの治療を組み合わせることで、拘縮をコントロールしながら引き締めることも可能です。

「硬くならない脂肪吸引」というより、「美しく締まりながら治る脂肪吸引」を目指す時代になっています。


ボディの脂肪吸引と拘縮

腹部・太もも・二の腕などのボディでは、顔より皮下脂肪が厚いため拘縮が出る範囲も広くなります。

例えば、

  • お腹が「板のように硬い」

  • 太ももが「つっぱって歩きにくい」

  • 座ると違和感がある

といった症状はよくある経過です。

ただし、これも時間の経過で確実に改善していきます。

重要なのは、圧迫固定を正しく行い、血流を保ちながら組織を整えることです。

マッサージを焦って早く始めすぎると炎症が長引くこともあるため、医師の指示のもとで段階的にケアを進めましょう。


拘縮を早く改善するためにできること

① 圧迫固定を正しく

術後1〜2週間は、皮膚が均一にくっつくように圧迫固定を行います。

ずれや締めすぎは血流を妨げるので、専用ガーメントやフェイスバンドを使いましょう。

② 温める(温熱療法)

3週間を過ぎた頃から、軽く温めて血流を良くするのがおすすめです。

ホットタオルや入浴などで代謝を上げると、拘縮が和らぎやすくなります。インディバのサロンに通うのもいいでしょう

③ マッサージ・ストレッチ

硬くなった部分を優しくほぐすようにマッサージ。

無理な力は禁物で、痛気持ちいい程度に。

顔の場合は表情筋を動かすストレッチも効果的です。

④ 医師によるフォローアップ

拘縮が強い場合は

自己判断で放置せず、定期的に経過を見せましょう。当院ではすぐに診察ができる体制をとっています


拘縮を悪化させないための注意点

  • 強いマッサージを早期に行わない

  • サウナや激しい運動は術後2〜3週間は避ける

  • 栄養不足(タンパク質・ビタミンC不足)は治りを遅くする

  • 不安な症状(熱感・強い痛み・赤みの悪化)があればすぐに医師へ


まとめ:拘縮は「きれいに治るための通過点」

脂肪吸引後の拘縮は、ほとんどの人に起こる正常な経過です。

硬さや引きつりを感じても、それは「引き締まっていく途中」のサイン。

大切なのは、焦らずに時間を味方につけること。

正しいケアと医師のフォローアップで、最終的には滑らかで引き締まった理想のラインに仕上がっていきます。


東京ロイヤルクリニックでは

顔・フェイスライン・ボディの脂肪吸引において、フェイスタイトやボディタイトなどRFエネルギーを組み合わせ、拘縮を味方につける治療設計を行っています。

術後の経過やケアも丁寧にフォローしますので、安心してご相談くださいませ!!

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