二重の自然癒着法とは?埋没と違うの? | 東京ロイヤルクリニック

二重の自然癒着法って何ですか?埋没法と違うの?

2023.04.30

眼の手術

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今日は、最近よく聞かれる『二重の自然癒着法』ってなんなの?という疑問に答えていきたいと思います。

二重を形成する手術には埋没法と切開法の2種類あります。

糸で留めて結びつけることで二重のラインを作るのが埋没法
肌タルミを切り取って二重のラインを作るのが切開法

本来は糸で仮止めして、それから二重を切開していましたが、色々な工夫で埋没だけでしっかりした二重が形成できるようになり、タルミのない瞼には埋没法でが一般的になりました。

ということで、、

『自然癒着法』とは『強力な固定ができる新しい埋没法』です!

元々は韓国で主流となった二重埋没方法で、糸の通し方の工夫で二重のラインを強力に6点固定できる術式を指します。

自然癒着法について解説する前に二重埋没法のポイントから説明させてください。

埋没法を、医者の立場からこだわるには次の3つがポイントになります。

①糸玉を表に出すのか、裏に出すのか?

②糸をまぶたの裏のどこにかけるのか?

③糸の通し方をどうするのか?:ここが自然癒着法のポイントになります!

それぞれですが

①糸玉を表に出すのか、裏に出すのか?

マブタの裏側から糸を通して、そのまま結んで糸玉を裏に埋め込む方法なら、マブタの表面を一切傷つけず埋め込めるので一切傷がない二重形成になるメリットがあります。

ただし裏からなので希望の二重ラインへの引っかけが甘くなるので糸が外れやすい。さらに万が一抜糸しようとしたら糸玉の位置が分からなくなるため、表から大きく切開することになります。これは医者と患者様どちらもキツい。

なので私はマブタの表から糸を埋め込む方がメリットは大きいと考えます。

②糸をまぶたの裏のどこにかけるのか?

糸をマブタの裏までかける時、瞼板に通すか挙筋に通すか、、、、瞼板というのは上マブタをつまんだ時に硬い部分です。挙筋とは瞼板とつながっているマブタを挙げるための筋肉のことです。

瞼板は二重食い込みが強くできるが瞼板が歪みやすいこと、眼球側に糸が出やすく角膜(黒目)を痛める弱点があります。

挙筋にかけるの瞼板の上の筋肉に引っかけるので非常に柔らかく結ばないと眼瞼下垂が起きてしまうこと、やや外れやすい感覚がありますので

私は、『瞼板上端』挙筋と瞼板の間を通すようにしています。

③糸の通し方をどうするのか?

言葉で表現するのが難しいのですがマブタの表と裏を糸を通せば二重のラインが出ます。本当に点留めするだけでは二重のラインが安定しません。

二重ラインの直下、真皮層という表皮の奥の固い部分に引っかけるときちんとデザイン通りに食い込みが出るので、下の断面絵のように四角にかけるのが安心です。

下の図が、古い埋没法と、私が長年やってきていた方法です。

 

二重埋没はせめて4点留めにするのが外れにくく安心ですね。弱点として挙げるならば、、ぷっくりした重いマブタにはどうしても固定に限界があること、目尻までの食い込みがやや薄くなるところです。

そして、、、、、その弱点を無くし、さらに、発展を加えたのがロイヤル式『自然癒着法』です!その断面図をご覧ください。

なかなかにわかりにくいのですが、自然癒着法は、交差するようにまぶたの裏表に縫い付けて、二重ライン全体の直下に平面的に糸をかけられます。

なので強力に食い込みを作って外れにくく、二重のラインが目頭から目尻まで薄くならずに欲しいラインを形成できます。

とてもいいのがまぶたの表の穴が普通の半分以下の大きさで済むので傷も0に近い!

かつ、糸玉は表の目尻側に埋め込むので糸玉が眼球を傷つけることはないし、万が一の抜糸も楽に確実にできます。

『二重の自然癒着法』は3つのこだわりポイントを網羅して、さらに埋没の弱点を解消した術式なんです。

 

さらに眼を専門にしている東京ロイヤルクリニックのノウハウを取り入れて、

微細に工夫を積み上げて、かなりの精度で二重を形成できるように仕上げました。

例えば、こだわりの二重デザイン、瞼板上端に通す、最短の手数で痛みを感じさせない、などなど。

もし自然癒着法に興味があれば、ぜひお問い合わせくださいませ!

営業なしの本気のカウンセリングをお約束します。

近々、実際に症例を紹介いたします。

料金

二重埋没法

   

 

2点でとめる瞼板上端固定メソッド ¥110,000
  4点でとめる瞼板上端固定メソッド ¥165,000
  二重自然癒着法(韓国式二重埋没法)オススメです ¥220,000

副作用、合併症リスク:内出血、感染、腫脹、左右差、不可逆的変化

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