院長ブログ低容量ピルの服用リスクって?
Doctor blog
低容量ピルの服用リスクって?
2019.11.09
ピル
低用量ピルの服用率が増えています。
近年、ピルの服用率が多くなっています。生理不順や生理痛が女性にとって日常生活においてかなり重要なファクターであることは男性の私にはうかがい知れないところですが、
『生理ちゃん』という漫画が流行ったことによって男性の中でも理解が少しずつ進んでいるとは思います。
またホルモンバランスが崩れると肌荒れにもなるので、肌荒れ対策、肌質改善にも低容量ピルは有用です。
美容外科、美容皮膚科で診療していると意識の高い女性のほとんどの方が低用量ピルを飲んでいることを実感しますね
ピルにはもちろん興味はあるけど、ちょっと副作用などが怖いなあという人もいます。安全性が高い低容量ピルですが、今回は低用量ピルの服用によるリスクについて話していきます。
まず、、、低容量ピルは太りやすくならない。
まず最初に言いたいことは、ピルを飲むと太りやすくなることはありません。脂肪細胞が増えるとか、脂肪細胞が膨らみやすくなる、痩せにくくなる、ということはまるでないことが明確にわかっています。
あるとすればホルモンバランスが安定化することによって、今までのストレスなどでの摂食障害が緩和されてよく食べるようになって健康的に体重を戻すことがあるので、そのことを指して誤解を招いていると考えられます。
また海外では低用量ピルの避妊効果と服用リスクを測って、服用した方がデメリットよりメリットが大きいという結果の元で
日本よりもオープンに処方、服用されてます。バイアグラと同様に薬局ですら手に入るほどです。
低用量ピルのリスクは2つ。『マイナートラブル』と『血栓症』です。
女性ホルモン薬なので慣れるまでは、下腹部痛、不正出血、吐き気などが出てくる傾向は確かにあります。そういった症状をマイナートラブルと呼んでいます。特に昔は中容量ピルが主流だったので負担も大きかったのですが今は低容量ピルに取って代わっているので慣れるのは早いかと思います。
およそ3ヶ月ほどで体が慣れていくとマイナートラブルはなくなっていきます。副作用と言うと、ずっと続く感じがしますが、慣れると無くなるのでマイナートラブルと呼ぶのが適切と考えます。
実際に吐き気がでた時は吐き気止めの薬を併用して飲んでいくのもよし、それができないなら水をたくさん飲むのも楽になるようです。
そして血栓症。
ピルを服用していると凝固機能の影響で血が固まりやすくなりますので、その固まりが血管を詰まらせます。そうするとその血管の先にある臓器が傷んでしまうことがあります。
基本的には、非常にマレなことです。ピル服用者20万人に1人の確率ですので、まず問題が起きることは少ないように思います。
しかし血栓症のなるリスクが増える要因があります。
それは ①タバコ ②前兆のある偏頭痛 ③体重 ④年齢の4つです。
『タバコ』と『前兆のある片頭痛』は気をつけましょう!!
ピルとタバコを併用すると血栓になる確率が高まります。禁煙がベストですが、タバコ15本/日未満であれば、一応は問題はないでしょう。
減らす努力をしてくださいね!
また女性に多い片頭痛。
前兆のあるタイプの片頭痛の人がピルを飲むと、脳梗塞のリスクは7倍に増加し、ピルを飲み、その上タバコまで吸ってしまうと、脳梗塞のリスクは10倍にまで増えてしまうといわれています。
ただこれも、頭痛持ちの人を内科の先生が、とりあえず片頭痛だね、と見切り診断をしてしまうことがほとんどなので本当に片頭痛なのかわからない例が沢山いると思います。
要は本物の前兆症状があるかどうかです。
頭痛発作が起こる30分から2時間前に以下の症状が見られるでしょうか?
・閃輝暗点:目の前にキラキラが見えて、拡大する
・体の一部がチクチクする、または感覚が鈍くなる
・言葉が思うように出ない、話しにくい。
こういった症状を前兆といいます。これがない頭痛の場合にはピル服用は問題ありません。
体重と年齢も頭に入れておいてください。
体重は、、、女性にはいいづらいのですが。『自分の身長-体重』が100以下の場合は、、、ダイエットしてください。血栓リスクが高まります。
例えば、身長153cmで体重が53kg以上の方は、、、ダイエットしてくださいね、、、、お願いします。
年齢は、基本40歳を超えたら1年に一度は近くの医療機関で血液検査にて凝固機能を診たほうが無難でしょうね。
以上、低容量ピルの服用リスクについて説明しました。いかがでしたでしょうか?
女性ホルモン自体が美に関与するので、服用をしてみたいけど大丈夫なのか?と言う方向けに書いてみました。
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