サウナで『整う』のが好き！

サウナで『整う』のが好き！

気がつけば１月も終わりました、色々緊張の続く社会状況もありますが、、本来、自分の一番の気分転換はやはり『サウナ』です。

もちろんコロナで全然行けてないので気分転換できないのですが、、、、、

自称サウナーなので、せめてサウナについて書いて気分転換します 🙂

サウナとは暑い場所で温まるのではなく『整う』ためにある！

サウナが好きですと言うと、サウナ好き以外からは、あんな暑いところにいて何の意味があるんですか？と返されてしまいます 😐 　確かにサウナは体を熱くして汗をかく場所ですがサウナの本当の魅力はサウナと水風呂のコンビネーションで『整う』ことです。

『整う』というのはサウナ大使もされている漫画『サ道』の作者が名付けた呼び方で、上手いこと名付けたものだと思います。

こればかりは体験しないとわからないのですが、サウナと水風呂をくり返して入ると、次第に自分が今あったかいのか、冷えているのか、わからなくなっていって気持ちが良い状態のことを指します。

『整う』ためにはどうしたらいいか？

人によって『整う』条件が違うし、それぞれサウナーにはこだわりがあるのですが

私は、、、だいたい１００度近いドライサウナで、まず１０分間耐えて体を熱して汗だらけにします。シャワーを浴びて、１７℃の水風呂に入ります。

ものっっっっすごい冷たいのですが、冷たいままですぐに出るのは非常にもったいないです。入ったまま、ずっと動かずに耐えます。だいたいゆっくり１００数えていくと体の周囲の水が暖かくなることもあり、冷たさを感じなくなります。そこからさらに入り続けます、、その際に少し水を動かすと水流でまた冷たくなるので、そのあたりは自分のその日の塩梅で。

５分ほど耐えていると、次第に体が芯から冷えて来て頭がボーッとなってきます。それが『整う』前段階になります。息が冷たくなるほど冷えるとかなりいい感じです。

そして、上がってサウナ。ここまで冷えるとサウナに入っても、しばらくは体は冷え切ったままです。できればまた１０分耐えたいのですが、だいたい５分すぎると体がポカポカになるので、そしたら水風呂。これを３セット行います。

そうすると次第に、頭がボーッとしてきて、今自分はサウナにいるのか、水風呂にいるのか、、自分の体は今冷たいのか、それとも暖かいのか、よくわからなくなります。それを繰り返していくと、かなり気分はほわんとしてきて、気持ち良くなります。

それが『整う』という状態です 🙂

やはり温度差も重要で、サウナに耐えてどれだけ体を熱くするのか、どれだけ冷温の水風呂に浸かるのか、、体から湯気がたってんじゃないかって位から水風呂に入る楽しさは『整う』ことがわかると皆んなこだわっていきます。

私のおすすめとしては、新小岩の古代の湯、星のや軽井沢のメディケーションスパです。古代の湯は、古くから地元に愛される銭湯ですが温泉にもなっています、滝のような露天風呂から丸い風呂から檜風呂まで色々な種類がありますし、何しろ水風呂が洞窟のようになっていて、冷え感がいいです。

星のや軽井沢のメディケーションスパは、瞑想と名付けられているだけあって真っ暗な温泉が面白いです。ただ、格別なのが水風呂です。軽井沢の池の水をそのまま使ってない？と言うくらいの冷たさでシャーベットにならないのが不思議。もはや冷たいというより痛いレベルです。サウナーの私でも初回は２０秒で手足が悲鳴を上げてギブアップしました。何とか１８０秒を超えられたのが嬉しい記録です。、、、まあ、ここの水風呂には誰も入っているのは見たことがありません、、、、水風呂とサウナはセットなのに、、、

『整う』には、暑さと寒さを繰り返すことで自律神経を回復してくれる効果もあると思います。普段のイライラや悩み事もふわふわして、何となく、まっいっか！となります。体調も良くなります。健康に良いと断言できます。

もちろん、サウナに入りすぎて脱水症になる人もいます、こんな冷たい水風呂に入って心臓が大丈夫なのか？という疑問もありますが安全性の中でちょっと頑張って一度整って楽しむと、今までなぜサウナを楽しまなかったのか！と人生に彩りが加わること必至です。

ロウリュウも楽しいですよ！

さらに色々慣れてくると、熱波というのもあります。ロウリュウとも呼ばれます。サウナイベント的なものですがサウナに水をかけて、その蒸気をタオルを振り回して熱波としてサウナー達にぶつけてくるものです。

これがとんでもなく熱い！焼かれるような熱さですが一瞬なので特に火傷するようなものではありません。この熱波が、タオルの持ち方から振り回し方にコツがあるので熱波職人なるものが存在しますw

見たことはないのですが、どうやら大会もありますし、、、熱波チャンピオンもいますから、好きな人は好きというかなりマニアックな世界です。力仕事なので女性の職人はなかなかいないのですが、たまにいらっしゃる場合もあります。しなりを効かせるのか、かなりの熱波を送ってくるので、おーっ！！と歓声が上がることもしばしば。