さて！美容外科雑誌『ペパーズ』最新号で勉強だ！

美容外科雑誌として確固たる地位を築いた『peparsペパーズ』の最新号が届きました 🙂

今月号は美容外科手技でも一番楽しい、上まぶた、下まぶた、鼻、フェイスリフト全般を網羅し最新の知見が載っている号なのです。本の厚さも今までの号と段違いです！

美容外科手術は基礎となる術式は決まっていても、その医師ならではの手術のデザインの仕方、切開の仕方、剥離、皮下組織の取り方、縫合で細かいクセが出ます。

というのも

患者様の個人差、そもそも左右差がありますので術前にどういう手技、手順でいくのか脳内シミュレーションしてガチガチに固めます。

手術を始めるときに、すでに戦いは終わっている！

と、いうのが理想なのですが、、、、

実際に手術を開始すると予想外のことが起きることがあります。解剖的に珍しい皮下組織があったり血管があったり、瘢痕があったり出血が多かったりと。

なので手術はライブのようなアドリブが必要な時も、いや、むしろアドリブで切り抜ける力が最も大切な瞬間があります。

サッカーで言えばファンタジスタってところでしょうか。

ただアドリブだけで切り抜け続けると、基本が疎かになり、それが悪い手クセになります。

私も毎回新しい工夫を取り入れて、より結果の良いを追い求めていますが、それが手すじ、クセにもなります。

クセが強くなってきたなと感じた時に、基本に振り返ることが大事ですが美容外科手術の基本的な本が実に少ないのです。

また、アドリブが他の医師に広まって基本になり、それが発展につながっていくことも多々あります。

基本手技と自分が良いと思っている工夫が本当に良い工夫なのかをチェックするために、客観的に記述された本はとてもありがたい。

最近は、二重自然癒着法を取り入れたり、裏ハムラで悩んでいるところがあったりしてるので、

今月号のペパーズは他の先生方の手術手技に関する言葉の表現方法、手技の考え方、実際の経験や症例結果を踏まえた意見やコツが緻密に書かれていて、かなり勉強になります。

今週の東京ロイヤルクリニックは落ち着いてますが、来週からまた忙しくなるので今のうちにやれることをやっておかねば！！！！！

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湘南美容外科、品川美容外科、TCB、TAクリニック、Aクリニック、東京美容外科、東京ヒルズクリニックなど沢山の美容外科クリニックがある中で当院のブログをのぞいていただき、ありがとうございました！

美容外科、美容皮膚科の勉強、修行は永遠に続く、、、

診療の合間をぬって美容医療の勉強会に行ってきました。美容外科は競争の激しい分野なので技術を秘密にしたり、あんまり勉強しないで、これでいいや、、、、で終わりになる先生も少なくないのですが、本格的に美容をやっていこうとする先生達はちょいちょい集まって意見交換したりします。

ひとくちに美容といっても各々の専門分野が色々ありますし、手術の手技の手順や使う道具も人によって全く違ったりします 🙂

常に学ぶ姿勢の先生たち、諸先輩方ははやはり凄いですね！

もうだいたい全てがわかっているであろうベテランの先生でも真摯に取り組んでさらに成長しようとする姿勢には脱帽します。

自分もモチベーションががっちりあがってきました！！

眼瞼下垂手術、目の下脱脂からの涙袋形成などを目の前で拝見し、自分がすぐに利用できるいくつかの方法を持ち帰れましたので、今後の診療に役立てていきたいと思います。こいずみ先生の外角を外して挙筋腱膜浅層の遠位端を瞼板に２mmに留めること、それを性別、年齢に関わらず同じ手技をすることで安定した結果を出していくと解剖学とともにクリアカットに説明されたのが非常に勉強になりました。

美容外科の勉強や修行に終わりはありません、常に改良して前進していくべし