『目周りの加齢学』の内容解説!前編 | 東京ロイヤルクリニック

『目周りの加齢学』の内容解説!前編

2022.06.14

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6月10日にインスタライブで『目周りの加齢学』について語らせて頂きました!

目周りが年を取っていくとどういう風に変化していくのかを知ることは、自分の今後を知る上でも、美容外科のカウンセリングを受ける時にも事前知識をして持っておいた方が良い、というより持っておくべきだと思います。

MCとして美容家のミミさんにお願いしてライブしました。

用意した原稿に、その際の頂いた質問から加筆修正して今回記事に上げますね。

長文なので前編後編に分けて掲載します。

では

眼の加齢学

『年を取ると眼は小さくなる!』ということを語りたいと思います。

まず、人は年を取っていくとどうなるかというと

タンパク質、例えばコラーゲン、エラスチンなどなど、その他の成分が減っていきます。

その結果

皮膚が弾力をなくしてタルんで

脂肪が柔らかくヘタって

軟骨が薄くヘナって

骨吸収で骨のボリュームダウンがおきます。

個人差が強いのですが30代からゆっくりとその傾向になり、早い人で40代で骨吸収が起きてきます。

ここで骨吸収についてはあまり知られていないのでインスタライブで解説を求められてたのですが上手く説明できなかったので

ここで簡単に記載します。

『骨も角質のターンオーバーみたいに新陳代謝します。骨が吸収され、新しい骨が作られる。常に骨も新しいものに交換されるのです。このバランスが徐々に崩れていくと骨が吸収される状況が続いて骨が薄くなってしまいます。

特に顔面部であれば眼窩、目周り、鼻周り、こめかみ、フェイスライン

の骨が薄くなってきて、脂肪や皮膚が下方に移動してより老けた印象がでてきます。』

話を戻しますと加齢の結果、目周りはどうなるかというと

眼球の大きさは変わらないが、目は小さく見えるようになります。

実は70歳、80歳までは眼球の大きさと瞼を上げる筋肉の力はあまり変化ないのです。周りの組織である皮膚、腱膜、脂肪、骨の変化、萎縮で眼が小さく見えるようになります。眼球は変わらない、目周りの組織の変化によって小さく見えるようになります。

具体的にいえば

眼球はくぼんで、眼球以外の目周りの部分が下に垂れ下がることで目が小さい印象になります。

そこで目周りを3つに部分分けして話をしましょう。

①眼球、眼球周囲 ②上瞼 ③下瞼ですね。

 

眼球、眼球周囲

眼球、つまり水晶体もガラス体もタンパク質でできているので多少しぼんでいきますが、これはそうそう70代でも大きく萎むことはないです。

しかしそれ以上に

眼窩周囲の骨吸収が起きて眼窩が広がって、眼球と眼球の周りが奥にくぼみます。

そして周りの皮膚が弛んで眼球にかぶさるので瞼を開けづらくなるので鏡で見ると目が小さくなっていくように見えます。

こんなようにへっこんで、垂れる、、黒目、白目の大きさ自体は変わらないです。

 

②上まぶた

皮膚が目尻側から弛んできますので目尻が垂れ下がってきて目の外側を覆ってしまします。その影響もあって、まつ毛も下がります。まつ毛が下がってきたと感じたら眼が加齢している危険信号ともいえます。

また

眼瞼挙筋(瞼を上げる筋肉)と瞼板(軟骨)をつなぐ『眼瞼挙筋腱膜』が弛んできます。いきなり専門用語が3つ出てくるので嫌ですよね。

筋肉の力強さは年齢が20代でも70代でも実はあまり変わりません。ただその二つを繋ぐ『挙筋腱膜』という部分が弱く伸びると、挙筋の力が伝わりづらく上まぶたが開きづらくにくくなります。

ミミさんがロールカーテンの紐が緩んだ感じでしょうか?というのは素晴らしい表現をしてくださいました。

腱膜という紐が緩んでいれば、いくら引っ張ってもなかなかまぶたというカーテンは上がりにくいですよね。

また上瞼の奥にある脂肪、眼窩脂肪がより奥に引き込まれて瞼の上に窪みを作っていきます。

この下の模式図は眼周りを縦に切って表した図です。黄色の部分が眼窩脂肪です。

上が若い時、下が加齢してきた時です。

黄色が脂肪です。上まぶたにある脂肪が奥に引っ込んでいるでしょう。

③下まぶた

下まぶたも上まぶたと同じで眼瞼挙筋、瞼板、挙筋腱膜もあります。薄っぺらいのですが、、、、

上まぶたが上がるのが目立つので、気がつきにくいのですが実は目を開けるときにわずかに下がります。実は目を開くというのは上下のまぶたが開くのです。

加齢によって下まぶたの眼瞼挙筋によってまぶたを下げる働きもが挙筋腱膜が弛んでいくので開きにくくなってしまいます。それも眼を小さく見せてしまいます。

そして下まぶたは眼窩脂肪が奥から下まぶたに落ちてくることが1番の問題です。

改めて模式図です。黄色が眼窩脂肪です。

眼窩脂肪とは、眼球という柔らかい組織を頭蓋骨という硬い組織から守るためのクッションの役割のある脂肪です。図で見るとわかるように、上まぶたの眼窩脂肪、下まぶたの眼窩脂肪は奥で繋がっていて大きな1つの脂肪体になっています。

加齢によって脂肪は柔らかくヘタってしまうのでどんどん下にずり落ちてしまいます。

下まぶたには眼窩隔膜という脂肪を抑えてくれる役割の膜があるのですが、

それも加齢によって柔らかくなり、、眼窩脂肪の重みに耐えきれなくなります。結果、眼窩脂肪が隔膜を押して涙袋の下に膨らみを作ってしまいます。

これが『クマ』と表現されますね。

涙袋の下にプクッと膨らむようにでてきている時は、その傾向にあります。目頭側の隔膜が弱いので、目頭側をよく注目してみましょう。

自分の眼窩脂肪が目の下に出てきているのか?を自分で確認するには笑い顔を鏡で見ると判断もつきます。笑ったり表情筋を動かしていくと涙袋の下にプクッと膨らみが見えやすいです。

また眼窩脂肪がどんどん下方に移動していくことで眼球を押し上げてしまって下まぶたをに開く邪魔になってしまいます。

ちなみに目元より下にある頬の周りにリガメントという脂肪を支える貝柱みたいなものも弱くなって脂肪の重みに耐えられず、さらに全体的に下がっていきます。その影響で、眼周りの皮膚も引っ張られて下に落ちていきます。

つまり、眼球が奥にくぼみ、脂肪や皮膚が下に下がる。まぶたの開きも弱くなる。

以上のことが重なっていき印象として、目が小さくなってしまいます。

眼球の問題ではなく、周りの脂肪、皮膚、挙筋腱膜の問題なんです。

また、、、日内変動もあります。

朝は多少浮腫んで、昼にはくっきりして、夜には疲れて上まぶたが開きにくい、目の下のクマの突出が強くなることもあります。

では、どう加齢を解決していくのか?

解決方法としては、目の関しては原則的には手術メインにはなります。

続きは後編で述べたいと思います。

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