カベリン注射でほうれい線を薄くするにはどうしたらいいの？

今日はカベリン注射（脂肪溶解注射）でほうれい線を薄くする方法について書いていきます。基本的にはどう脂肪を減らすことか、なのでメーラーファット除去（脂肪吸引）と同じ理論になります。

ほうれい線とは？

小鼻の横にある窪み、ここを美容用語で『貴族部』と呼びます。何でかと言うとこの窪みを治すと貴族のようになるから、、ということのようです。しっかりした専門用語としては厳しいですね 😀 

ほうれい線は貴族部と呼ばれる窪みから口角へと続く表情じわのことを言います。

これが口角からマリオネットラインと合体してしまうと大きな刻みシワになるので早め早めの美容治療をオススメします。

ほうれい線ができる原因とは？

ほうれい線の上方にはメーラーファット（頬の脂肪）またはナゾラビアルファット（メーラーファットの一部）が存在しており、その脂肪層が厚かったり多かったり、脂肪分布の変化（下方移動）すると貴族部の窪みが深くなります。

その結果、窪みから折れジワができてほうれい線が形成されます

つまりメーラーファット、ナゾラビアルファットを減らすことがほうれい線予防の治療になります

あとは笑った時にお団子のようになる部分を減らしたいという希望もあります、これもメーラーファットを減らせば笑った時に上方に寄せられる脂肪が少なくなるのでお団子解消に繋がります

カベリン注射で、ほうれい線解消させる打ち方とは？

フェイスラインをくっきりさせるための打ち方と同じ文章になりますが

脂肪溶解注射も脂肪吸引も、顔の輪郭を出すためには、どこの脂肪やデザインで脂肪をボリュームロスするのかが最も重要であることは同じです

今日はかべリン注射（脂肪溶解注射）で輪郭を出すにはどうやって打つのかを私なりに説明していきたいと思います。

カベリン注射を効かすためには

①脂肪の正確なバランスの取れる場所をデザインする能力

②やや深めの脂肪層に注入する経験

③クラッシングという脂肪を針で崩していく技術

この３つを合わせると初めて、患者様からご満足いただける結果を出すことができるのです。適当に打ってしまってはキレイにメーラーファットのボリュームを落とすことはできません。

①メーラーファットの脂肪分布（脂肪が下方移動した部分＝ナゾラビアルファット）のところだけの脂肪を落とすように意識したデザインを作ります

例えば、この横顔であれば

この🟥い部分的にデザインして注射します。

🟦い部分もメーラーファットの範囲ですが、ここは将来的に下方に落ちてくる場所なので決して打ってはなりません。

また🟥と🟦の間は将来的にゴルゴラインになる場合はあります。ゴルゴラインがあった場合はゴルゴより下側だけを打つのが肝要です。

もちろん打ちすぎ厳禁です、脂肪層の薄さを経過で見ながらこれ以上はチークトップが落ちてしまうと判断するときは打たないか本数を減らしてもらいます

年齢的に５０代の方の場合はこのデザインになります。より鼻横を多めにして外側は少なめに打ちます。２０代の方はその逆の配分で打つように心がけています

②痛みを心配されると思いますが、アイシングをしっかりして深めの脂肪層をできるだけ素早く刺すと痛覚を刺激しないので全然痛くないんです。こればかりは体験していただきたいところです！！

③クラッシングして脂肪を減らすべきところは減らします。脂肪吸引と同じ手術なのですが、カベリン注射では針で脂肪細胞を崩していきます。脂肪吸引ではカニューレでクラッシングしますが、静脈麻酔と薄い局所麻酔を巻いていくので実は痛みを感じることはありません

このように施術の手筋一つ一つに意味を込めているのが東京ロイヤルクリニックのやり方になります。手術と同じクオリティーです

そして、この下の人は積極にはカベリン注射（脂肪溶解注射）を打ちません、メーラーファットが少ないので、、、、

打つとしても１本とかで本当に微細にだけ落とします。

メーラーファットをボリュームロスすることはほうれい線や貴族部を薄くする効果があります。ではヒアルロン酸注射はどうでしょうか？

確かにヒアルロン酸注射はボリュームを出す足し算の治療なので、リスクはともかくとして貴族部分を埋めるのに手っ取り早い治療といえます。

ただ、メーラーファットをバックエイジングして減らしたり元のメーラーファットの位置にできるだけ戻してからヒアルロン酸で埋めた方が自然だし量も少なく済みます。

美容治療的順序としてはカベリン注射、ショッピングスレッドの後にヒアルロン酸注射をお勧めしています。

カベリン注射は何本必要？

個人差がありますが、少ない人で左右2本ずつの4本、多い人で左右5本ずつの10本は1回で使う適量です。診察して相談して決めることがほとんどです。

 

他の注意点としては。無駄なマッサージはしないでカベリンを揉まないでそのまま放置してより溶ける効果を出しましょう。１週間触らないほうがよく効きます。

せっかくデザインで注入しているのでマッサージで他の場所には効かせたくありません。

これを例えば１回カベリン10本５回続けて見てください、、目に見えるような変化を遂げるでしょう

もちろん一気に行きたいならを目指すなら、脂肪吸引もあります。怖いと思いますが東京ロイヤルクリニックは静脈麻酔でモニター管理で、柔らかく吸引していくので

実際に吸引時間の手技は20分もかかりません。もちろん目が覚めてから休んでもらう時間は必要です。

安全を徹底しているので、最近はフェイスライン、アゴの脂肪吸引の相談も増えています。特に今は新しい機械を入れてよりタルミを作らないネオ脂肪吸引を考えているので、興味のある方はご相談くださいませ 😎 

 

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