初心者用、ヒアルロン酸注射って何の美容効果があるの?
今日は、初心者向けにヒアルロン酸注射について説明していきます。
『ヒアルロン酸注射ってどういう効果があるの?リスクは?お手軽なの?私には必要??』
できるだけ簡単な言葉で書いていきます。もちろんプロに任せるのが一番!ですが知識として少しは知ってもらうとより上手く美容を受けられるようになります。
沢山の効果はありますが、覚えるの1つだけ
『ヒアルロン酸はボリュームを出す』、これだけです。
ヒアルロン酸は体内に元々あるもの、美容のヒアルロン酸注射は加工したヒアルロン酸を注射して美容効果を出すもの。
ヒアルロン酸とは元々、人間の体が持っている保湿成分です。皮膚とか関節部の軟骨や眼など、いたるところに存在しています。
保湿する成分、つまり水分をため込む力が強く、ヒアルロン酸1gにつき水分6lを保持できると言われています。
ちょびっとのヒアルロン酸でペットボトル12本分の水分ってちょっと凄すぎますよね。
ヒアルロン酸は柔軟性と弾力性をつかさどる要素、若々しさの元になります。
年を取るとヒアルロン酸の量は20代にピークがきて40代から減少して60代ではピーク時の25%ほどに減少します。
ヒアルロン酸は体内で作られると同時に、分解、吸収されてしまうんです。
ただヒアルロン酸だと水分を含んだ液体ですから一瞬は保湿されるかもしれないけど数日で吸収されてしまいます。
なのでヒアルロン酸に架橋剤を加えます。かきょうざい、と読みます。
美容で使われるヒアルロン酸は、BDDEという架橋剤を配合することで
液状から、硬いゼリー状(ゲル)にします!
ちなみにBDDEは1,4-ブタンジオールジグリシジルエーテルの略です、難しすぎますよねw
架橋ヒアルロン酸で、体内で分解されにくくなって入れた量の形を保つことができます。
なのでボリュームを出すことができます。
若さの象徴、保湿成分のヒアルロン酸を注射することで柔軟性や弾力を取り戻しつつ
ボリュームを出すことで、顔の凹んだ部分を埋めることができる。
まさに一石二鳥の美容施術ですね。
架橋剤は入れるほど硬度が高まるので分解しづらいけど、皮下組織への浸透がしづらいのでシコリ、塊になりやすくなります。
なのでボリュームを出したい場所に応じて硬さを変えていくのがプロのこだわりになります。
ちなみに整形外科で関節痛に時に膝に打つヒアルロン酸は液状に近いので顔に打ってもすぐに吸収されてしまいます
ヒアルロン酸注射の美容効果とは?
繰り返しになりますが、ボトックス注射のように沢山美容効果はありますが、
覚えておくことは一つ
『ヒアルロン酸注射はボリュームを出す』だけです。
アゴや鼻を高くする、額やこめかみ、頬のくぼみを埋める、ほうれい線のシワを解消する、です。
アゴがもっとクッキリ出したいなー、と悩んでいませんか?
アゴにヒアルロン酸注射するとボリュームが増えると同時に高くなります。皮下組織に浸透するので紙粘土のように形を少し尖らしたり、横顔からアゴの印象を高めます
もったりしたフェイスラインをもっている場合は、アゴにギャップをすることで小顔効果もあります。
鼻がもっと高ければいいなー、私低いかなーと悩んでいませんか?
鼻筋にヒアルロン酸注射を入れると鼻筋が高くなります、
額やこめかみ、頬こけに悩んでいませんか?
歳を取ると脂肪が下がって、骨も吸収されて細くなります。
額の中間の部分、こめかみ、アゴの骨、、その影響で額、こめかみ、頬がこけていきます。
その時はヒアルロン酸で吸収された骨の部分を埋めて、下がって少なくなった部分をヒアルロン酸で埋めて改善することができます。
ただ、これは脂肪の下がった部分をそのままにヒアルロン酸を入れると顔のバランスが崩れるので、判断は慎重にするべきと考えます。
ほうれい線のシワに悩んでいませんか?
ほうれい線は鼻横のシワ、小鼻の横にできる凹みが脂肪が下がって濃くなってくると目立ちます。ならば凹みに埋めてあげれば、ほうれい線を薄くすることができます。
凹みのシワは改善しますが、表皮ジワを改善するのは難しいです
目尻、目の下、額にある横ジワ、眉間の縦じわ、このあたり
ヒアルロン酸注射のダウンタイムは?
打った瞬間からヒアルロン酸が注入されるため効果は即効性があります
ただ、注射という行為自体で腫れることやヒアルロン酸製剤が周囲から水分を吸って膨らんだり、周囲の皮下組織に浸透して馴染んでくるので、完成には約1週間です
内出血が起きると、平均して3週間は紫、黄色から肌色に戻るのにかかります。比較的ダウンタイムが少ない施術になります
ヒアルロン酸注射で説明しなければならないリスクって?
ヒアルロン酸で血管が詰まる塞栓、アレルギー反応のリスクです。
ヒアルロン酸製剤は架橋のため、液状からゼリー、ゲル状のものになっています。これが太い血管
マイクロカニューレで先が丸いカニューレなので血管に入らない、という説明は間違っています。カニューレを使っても血管に入って壊死したり視力障害が起きた報告例は学会でも報告されています。
また、ヒアルロン酸は元々体内にあるのでアレルギー反応が起きない、という説明も間違いです。架橋剤や加工するのに他の成分も入っていますのでアレルギー反応の可能性があります。また、ヒアルロン酸注射でアナフィラキシー反応が起きた例も報告されています。
問題は、リスクがあることを理解していただくこと、合併症が起きた時にすぐに対応できる体制を整えているか、かと思います。
ヒアルロニダーゼで溶かす、ボスミンを打つ、なんなら呼吸が止まってもアンビューバックで呼吸を確保する、救急車で速やかに救急病院に連れて行ける動線の確保です。
ヒアルロン酸注射ってどのくらい保つの?
人体には元々ヒアルロン酸を持っており、体内で作っていくと同時に吸収もしていきます。なので外からヒアルロン酸注射しても、しばらくすると吸収されていきます。
しかし架橋剤が混ざっているヒアルロン酸は硬くなり吸収を遅らせます。架橋剤の濃度にもよりますが基本的には1年から1年半ほど保ちつつ、ゆっくり吸収され尽くされます。
え、、私、3ヶ月でなくなっちゃっいましたよ!、なんて話を聞くことがありますが、それは柔らかいヒアルロン酸なのかもしれませんね。場所によっては柔らかい架橋剤が低濃度のヒアルロン酸を使うところもあります。
また注入したヒアルロン酸の周囲に膜ができたり、繊維化すること(瘢痕、はんこんと読みます)で完全には吸収されずに少し残ることもあります。
ヒアルロン酸注射は私に必要なのか、どう判断したいいの?
コケている、と感じて、ボリュームを出して膨らんだ姿を想像して、こうなりたいと思えばヒアルロン酸注射は必要なものだと考えます。
もちろん、本当に必要だと判断できるのはプロの仕事ですからクリニックで医師に遠慮なく聞いてください。
聞きたいけど、営業されるんじゃないの?実際、無理な営業されて嫌な想いした!なんて方も少なくありません。
それはとても悲しいことですよね、少なくとも東京ロイヤルクリニックでは営業0です。
東京ロイヤルクリニックのヒアルロン酸注射とは?
デザイン、注入テクニック、仕上げ、そして結果に徹底的にこだわっています、
必ず顔にデザインをひく、定規で直線をとる、注射する時のテクニックは痛みの少ないテクニックに血管を指で押さえて塞栓を回避する工夫をします。
ヒアルロン酸と注入するのは骨膜から皮下脂肪にミルフィーユ状に入れることで立体的にボリューム感を出します
ただ打つだけでは横に広がるだけなので縦に、高さを上げるように入れていき、
仕上げは指で形を整えること。美術的なセンスが問われるところですね!
さて
ちょっと長くなりましたが、、、、ヒアルロン酸注射ってどういうものなんだろうと何もわからない状態から、専門的な話まで踏み込んで説明してみました。
美容とは楽しむものです、ただ楽しむにも知識を知るともっと楽しいと思います。そのお手伝いができれば光栄です。

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